スティルの虫垂炎に対する見解(2011/7/9)

 

前回、A.T.スティルはその生涯に数百例の虫垂炎を外科手術をせずに、

 

オステオパシーの手技だけで治療したと書きましたが、スティルの虫垂炎に

 

対する見解を要約すると、以下のようになります。(スティルの文章には

 

GOD(神)が頻繁に出てきたり、ややこしい表現が多いのですが、

 

私なりに解釈するとこうなりました。)

 

「虫垂炎とは、虫垂への神経系や血管系の障害により虫垂の平滑筋が、

 

 中に入った異物を自らの収縮力によって、外部に排出できない状態に

 

 なっているもの。」

 

スティルが治療していた1800年代後半から1900年代前半にかけて

 

は、現在ほど医師の外科手術の技術が高くなかったのか、病気の治療のため

 

に手術をして、逆にそれが原因で亡くなる方も多くいたようです。

 

そのため、他の病院で虫垂炎と診断され手術をするように言われたが、手術

 

するのが嫌でスティルのところを訪れた患者が多くいたようです。

 

そして、患者への問診と体の検査をすると、あらゆるケースで何かに

 

ぶつかったり、落下したり、または緊張によって生じた背骨のいくつかに

 

障害があったことが見つけられたと書いています。

 

すべての患者が、胸椎、肋骨、腰椎、骨盤などの治療により、回復した

 

そうです。

 

これは腎臓、胆嚢など他の内臓疾患にも同じことが言えると書いています。