アレルギーとは何なのか?

 

 

 何回かに分けて、うるしかぶれ、金属アレルギー、花粉症などについて


現代医学を無視した、私の勝手な説を書いてきました。

現代の日本では、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、花粉症など

何らかのアレルギー症状を持っている人が、とにかく多くなっていると

感じますが、これらを書きながらアレルギーとはいったい何なのだろうか?

とずーっと考えてきました。

今回は現在、私が推測しているアレルギーの原因について、いつものように

現代の西洋医学的な理論を全く無視して書いていきたいと思います。

西洋医学的な説明はウィキペディアなどを読めば詳しく書いてあると

思いますので、そちらをご覧ください。



私が考えるアレルギーとは



「血液や間質液中のアミノ酸やタンパク質の濃度が異常に


 上昇している状態。」



となります。

この状態が発生するには、次の二通りの可能性が考えられます。



 1、体外から多量のアミノ酸やタンパク質が体内に取り込まれる。


 2、体内の結合組織中に蓄積しているポリペプチドやタンパク質と

   化学的に反応して、それらを間質中に溶かし出す作用のある成分が

   体内に取り込まれる。




そして、これらが起こる根本的な原因は何かというと以下の可能性が

考えられます。



 1、頚椎、上部胸椎などのずれにより交感神経節が圧迫されることに

   よる体内の循環不良。

 
 2、肉類などのタンパク質や、飽和脂肪酸を多く含んだ食べ物を食べる

   という普段の食生活。


 3、あまり体を動かさない生活をしているために起きる、体内の

   循環不良。



細かいことを挙げればもっと多くの要因があるとは思いますが、

基本的な原因は、ほぼ上記の内容に含まれると考えています。

今まで食物アレルギーについて書いていなかったので、今回は

食物アレルギーについて少し考えたいと思います。

食物アレルギーの原因物質は、一般的にもタンパク質ということが

知られていますが、軽い症状の場合はタンパク質単体が原因、

アナフィラキシーショックなどの重篤な症状の場合はタンパク質に

加えて、タンパク質と化学反応を起こす物質の相互作用が起こって

いると推測しています。

例えば、その一例として「蕎麦(そば)」。

この蕎麦もアナフィラキシーショックなどの重症のアレルギーの

原因として知られています。

この蕎麦には、私から見ると2種類の重要な成分が含まれています。



   1、タンパク質

   2、ルチン


タンパク質はもちろん、これまでもアレルゲンとして知られています。

もう一つのルチンですが、これはポリフェノールの1種です。

「うるしかぶれの原因-2」の時に



フェノール類はアルコール以上のプロトン供与性があるため、強力に


タンパク質のジスルフィド結合を絶ち切る作用がある。




と書きました。

私は蕎麦に関しては、このルチンがアレルギー症状を起こす原因に

かなり、関わっているのではないかと思っています。

つまり、このルチンが間質中で結合組織に沈着しているタンパク質、

あるいは蕎麦自体に含まれているタンパク質のジスルフィド結合を解く

ことにより、体液中のアミノ酸、ポチペプチド、タンパク質などの濃度が

急上昇して、アナフィラキシーショックを起こすということになるのでは

ないかという推測です。

他のアレルギーを起こす食物に関しても、タンパク質、あるいはタンパク質を

溶かし出す物質のどちらかが、関わっているのではないかと考えています。

それぞれの、アレルギーを起こす食品について、その成分と化学的な相互作用

を詳しく調べていくと、いろいろなことが解ってくるかもしれません。

根本は、やはり脊柱の位置の問題などによる体液の循環不良や肝臓、腎臓の

機能低下ということになってしまいますが。