施術の流れ・施術の間隔

施術の流れ

 

1.質問票への記入

 

初診時は予約時間より少し早めにきていただき、質問票に記入して

 

いただきます。(ホームページからダウンロードして、自宅で記入

 

して持参していただくことも可能です。)

 

 

 

2.会話による原因の推測

 

質問票の内容を見ながら、会話をして症状の原因を探していきま

 

す。

 

 

3. 検査

 

質問の内容から原因を推測し、触診により検査をしていきます。

 

筋肉の状態、関節の動き、骨盤の位置、内臓の状態、頭蓋の状態な

 

どを見ていきます。


 

 

4. 施術

 

検査結果から、必要な部位に施術をおこないます。時には症状が出

 

ている部位とは違う場所から施術することもありますが、症状とは

 

別の部位に原因がある場合もありますのでご理解ください。


オステオパシーには素早い力を患部に加える方法(ポキッと鳴った

 

りします)や、組織(筋肉、筋膜、靭帯など)を縮めて時間をかけ

 

て待つ方法などさまざまなテクニックがありますが、私の場合は

 

A・T・スティルとロバート・フルフォードの著書を調べて、彼ら

 

と同じように組織をゆっくりと押したり、引いたり、少しひねった

 

りといった動作で行う場合が多いです。

 

目的はあくまでも長期的な効果ですので見た目の派手なテクニック

 

は一切ありません。

 

また、部位によっては電動マッサージ器を使用する場合もありま

 

す。

 

私がこれまでに学んだテクニックに関しては、施術者紹介のページ

 

をお読みください。

 

 

 

5. 説明

 

検査結果と施術内容についての説明と、普段の生活のアドバイスな

 

どをおこなって終了となります。

 

何か聞きたいことがあれば、どんなことでも遠慮せずに聞いてくだ

 

さい。

 

私がわかる範囲でお答えします。

 

 

 

施術の間隔

 

オステオパシーの施術は毎日おこなうようなものではなく、一度施

 

術すると、体の自然治癒力を発揮させるために次の施術まである程

 

度の間隔をあけます。

 

症状が出ているあいだは、週に1回程度を目安としています。

 

症状が軽減して普段の生活に支障がなくなれば、施術の間隔を伸ば

 

していきます。

 

1回で症状が無くなる方もいますが、子供の頃から体質的に体液循

 

環の良くない方やアトピーなどの全身性の症状の場合は、10回以

 

上かかる場合もあります。

 

問題が無くなってからは、体調管理のために月1回くらいのペース

 

で来られる方、何か自分で気になるところが出てきた時に来られる

 

方など人それぞれです。

 

人の体というのは内臓の位置が非対称のため、決まった捻じれのパ

 

ターンがあり徐々に歪みが生じてしまうため、時々メンテナンスに

 

来られる事をお勧めしています。

 

月に1回くらいが理想的ではありますが、できれば最低でも1年に

 

1回は身体の状態のチェックのためにも、オステオパシーの施術を

 

受けていただくと良いでしょう。