長寿と利他主義
日本は世界一の長寿国の一つとして、知られています。
その理由として、日本食、入浴の習慣などいろいろな説がありますが
実際のところ、明確な理由はわかっていないと思います。
ではまず、日本の寿命の推移を見てください。
1947年は女性が53.96歳、男性が50.06歳、それが
2009年は女性が86.44歳、男性が79.59歳まで
伸びています。
ところでエドガー・ケイシーのリーディングでは、長寿の理由として
心のあり方を最も重要視していました。
彼のリーディングでは、長寿と利己心のないことは同時に生ずる
ものとみなし、利他主義が最も流布している国は、それに
一致して寿命が伸びていることを指摘しています、
以下は1944年にとられたリーディングからの抜粋です。
「寿命の範囲が60歳から84歳にまで、伸びてきている
国を眺めなさい。
そうすれば、誰が神に奉仕しているかを判断できるでしょう。」
No,3976-29
世界の平均寿命の統計を調べると、1950年で最も寿命の
長かったのはオランダ女性の73歳です。
ということはリーディングをとった1944年の時点で、寿命が
84歳まで伸びている国は無かったはずです。
このリーディングは日本が現在のような長寿国になる、はるかに
前のものですが、、催眠状態に入ったケイシーは未来を透視する能力も
あったわけですから、実はこれは現在の日本のことを言っているのでは
ないかと考えています。
東日本大震災での世界からの反応と同様に、このリーディングも
私たち日本人を勇気づけてくれるのではないでしょうか。
(それにしても、この数十年のあいだ常に女性の方が男性よりも長寿だと
いうことは・・・。男性のみなさん!!)