結合組織内へのタンパク質蓄積を証明する方法(7)

 

各組織のターンオーバーが一巡する期間を調べるのに、2通りの全く違う


角度からのアプローチを、おこなってみました。



    1、過去に生物学者がおこなった実験内容を調べる。


    2、エドガー・ケイシーのリーディングの内容を調べる。



ケイシーについては、もう何度も私のブログに出てきていますので、ここでは


説明しません。


知りたい方は、過去に「エドガー・ケイシーとは」という題で書いて


いますので、そちらをお読みください。


結果から言いますとケイシーリーディングでは、比較的簡単に細胞の


周期に関する記述が、見つかりました。


しかし、生物学者の研究内容に関してはなかなか見つけることが


できませんでした。


前回書いた、ウィキペディアの記事にあるように皮膚の細胞新生の


周期に関しては28日という記述が、いろいろなサイトに出てくる


のですが、どのサイトにもその根拠となる実験をした人や実験内容が


載っていません。


はっきり言って、これでは使い物になりません。


もしかすると、専門家用のサイトには研究論文が載っているのかも


しれませんが、私のような普通の人はアクセスすることができませんので


これもあきらめました。


かろうじて、ネズミに関する実験結果を見つけることができました。


出典は南山堂が出している、「図説 医化学」という本です。


まずは図から。



白山オステオパシー院長のブログ



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ターンオーバー(代謝回転)の速度は、その物質が半分に減少する


速度(半減期)で示されますが、タンパク質の場合は種類も多く、分布も


多様なため、各々の半減期は複雑です。


そのため、この図ではわかりやすくするためにタンパク質を仮に


速い成分と遅い成分の2種類に分けて書いてあります。


図を見るとわかるとおり、肝臓や腎臓などの臓器は非常にターンオーバーが


速く、骨や脳では比較的遅いことがわかります。


ちなみにこの本ではタンパク質の人体における平均半減期について



   ・全身        80日程度

   ・肝臓     10~15日程度

   ・筋肉       100日程度



という、かなりざっくりした記述しかありませんでした。


今回は、ここまでにして次回はケイシーリーディングではどのように


言っているかを、書きたいと思います。